ハウリング特性は大変優れているホワイトイヤーですが、それでも非常に強度の難聴では起きることはあります。このような時は次のようにしてみて下さい。
- イヤホンとマイクロホンを出来るだけ離して使う。
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音量と感度を支障のない範囲で小さくする（音量が大き過ぎるとハウリングが起き易い上に耳が疲れます）。
- １と２を行っても起きる場合は感度だけ下げる。すると遠くの声は聞こえ難くなるので、本体のマイク部に近づいて話してもらう。（感度を十分下げれば音量を上げてもハウリングが起きることは殆どありません。また、ハウリングが起きない範囲で感度は上げても問題ありません。）
マイクロホンに入った音は増幅されイヤホンから出ます。そしてそのイヤホンから出た音はまたマイクロホンに入り増幅され、またイヤホンから出ます。この繰り返しの中で、先にマイクロホンに入った音よりそれが増幅されてイヤホンから出た音の方が大きくマイクロホンに入る場合にハウリングは起こります。
つまり、最初にマイクロホンに入った音よりそれが増幅されてイヤホンから出た音の方が小さい音でマイクロホンに入るならハウリングは起こりません。そうであるためにはホワイトイヤーの増幅度を高くしなければ良い（つまり音量と感度を低くする）のですが、難聴が深刻な場合は小さいと聞こえないことがあります。このような場合は聞こえるように音量を上げます。そして感度を低くすることで全体の増幅度を下げます。
尚、聞き取れるなら音質を「低」にするのもハウリングには効果があります。
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